2011年05月26日

憧れの地 〜後編〜

昨夜、帰国後初めての釣りをしに、市内河川へ出向きましたが・・・
惨敗ww

チヌ・キビレって癒しの魚種だったはずなのだけど (´Д⊂グスン
チヌは完全にアフターですね〜。。。

では、前回の続きを!

*************************************

30cmほどある、どでかいルアー(ポッパー)はベイトの群れの向こう側に着水した。
僕は激しく、ポッピングさせてGTにアピールさせる。
そして、回収。
基本的にはこの繰り返しなのだけど、時折連続したトゥイッチや、
ストップ&ゴーと言った小技も織り交ぜながら、その時が来るのを待った。

しかし、普段からライトリグを楽しんでいる僕には、このタックルは重たすぎる。
10投もすれば汗がにじんでくる。
なんせ、屋根もないような小型のボートで、モルディブの目まいがするような日光を受けながら、
このヘビータックルを操るのだ。半端ない。。。。
自慢ではないが、中学校から高校まで野球部に所属していた頃から、体力には定評があった。
それでも、息が切れるほど激しい動作の連続だった。

低下する握力。切れる息。滴る汗。
全てを飲み込んで、釣りは続行させた。

どれくらい投げただろうか・・・・
実際の時間は多分30分くらいだと思うのだけども、
すごく長く感じていた。これは辛い。。。

するとその時!

ボートから10mも離れていないところで、ルアーに何かがアタックした。
ルアーは、まるで「カゴ釣りの発砲ウキ」の様に魚と一緒に海中へと沈んでいった。
と、同時に僕の握っていたヘビーロッドは、穂先から絞り込まれた。

ふぁいと.jpg

ガイドが叫ぶ。「It's Giant trevally !!!」 

僕は「奴」に主導権を渡さぬよう、必死でロッドを立てる。
しかし、「奴」も必死の抵抗を見せる。
いつものライトリグの癖で、出ていくラインをドラグ任せにして放出していたのだけど、
ガイドにスプールを手で押さえて調整しろと怒られた。
無理もない、このままではラインが出っ放しでいつかバレてしまう。

スプールを手で押さえ、ロッドを立てて、「奴」の体力が消耗した頃に、
やっと寄せる動作に入れた。
じわじわとボートに奴が寄ってくる。
すると、うっすら海中から銀色の魚が泳いでいるのが見えた。
「奴」だ。

ランディングできる高さまでリフトアップし、ガイドがギャフをを入れた。
無事、ランディングした瞬間に、
3人の乗ったボートは歓声に包まれた!

ランディング.jpg

想像していた魚に比べると、少々小ぶりだが、まぎれもなくGTだった。
長年の夢がかなった気がした。

早速、記念撮影をするために魚に触れた。
生まれたはじめてGTに触った。喜びがこみ上げてくる。
「ついにやったんだ」と。

IMG_5582.JPG

次なる1匹を狙うため、早急にRestart。
したのだけど・・・・。
GTとのファイトで消耗した握力と体力がそれをさせてはくれなかった。

しぶちゃんにロッドを手渡し後退してみたのだけど、
彼女の筋力ではうまくヘビータックルを扱えない。
僕が投げて、しぶちゃんがトレースするといった状況が続いたが、
彼女もばててしまった。
結局、その後はワンチェイスあっただけで、さらなる大物である
カジキにターゲットを移しトローリングを始めたのだった。

1時間半程度小舟を走らせカジキを追う。
時折トビウオがボートに驚き、空中を舞う。
イルカの群れも船から見えたが、普段から投げては巻く
攻めの釣りを主とした僕らにとってその時間はとても退屈に思えた。

IMG_5665.JPG

残り時間も短くなってきた頃、ジギングをしてみようとガイドが言う。
ジギングと言ってもライトジギングで誰もが想像するようなものではない。
持参したエギングロッドを用いての、60gまでなんちゃってライトジギングだった。
だけど、この釣りが一番面白かった。
40cm程度の青物が入れ食いだったり、見慣れない魚が上がってきたりする。
まさに、日本ではできない釣りで、終始ロッドを曲げていた。
写真を撮る事も忘れ、この時間を堪能した。


IMG_5584.JPG

定刻を迎え、ボートはリゾート地に戻った。
バースでは、現地スタッフが迎えてくれた。
ゴニョゴニョと、現地の言葉でガイドとスタッフがしゃべっている。
おそらくは、良い釣りができたよ的な事を言っていたのだと思う。

僕らはタックルを船から降ろし、忘れていた魚との記念撮影をする。
まずは僕。
なんだかよくわからないが、体高がある60cm程度の魚を釣った。

IMG_5587.JPG

この魚、ものすごく強い引きで楽しめた。
まるで、根魚の様な金属的なゴンゴンという引きと、
シーバスの様な力強いトルクフルな引きが合わさったような、
そんな引きだった。

実は同じ魚をしぶちゃんも釣り上げていた。

IMG_5590.JPG

初めて体感するその引きに興奮していた彼女を思い出すと、
今でもにやけてしまう。
モルジブに行ってよかったと、本当にそう思った。

現地スタッフは、英語で翌日のランチにこれらの魚を出してくれるといい、
どれを食べたいか、僕らに選べと促した。
僕らは、3匹ほど彼らに告げ、その場を後にした。

コテージに戻り、疲れらた僕らは仮眠した。
目が覚めると21:30。
・・・・またやってしまった。
ディナーの時間がギリギリだ(笑
急いでレストランへ駆けつけ、「ワン・ワン・ゼロ」とルームナンバーを伝えると、
「また寝てたの??(´゚ c_,゚`)プッ」と英語の答えが帰ってきた。
少々気まずくなり、またしてもリゾットを注文して食べた。

こうして、3日目の滞在は終わった。


4日目
この日は何も予定がなかった。
夕方までは、例の如く食べては寝て、泳いでは食べの繰り返しだった。
もちろん、パンを持って海にも入った。

P5190130.JPG

このリゾートでは夕方になると、エイの餌付けが行われる。
イワシをエイに与えるのだけど、GTやサメ、ウツボなどもその「おこぼれ」を
頂こうと、餌付けが実施されるサーフへと集まってくる。

IMG_0110.JPG
IMG_5538.JPG

この時ばかりは、透き通ったサーフの水がエイのひれにより濁り、
まるで大きなお祭りの空気のように淀んでいた。
僕は、人は好きだが息苦しいほどの人ごみが嫌いだ。
ここもそんな感じがした。

この日のディナーは何も予定がなかったので、余裕をもってレストランに入れた。
そして、今日はリゾットではなく、パスタを注文してみたが、
イマイチの味だった。明日からまたリゾットだな。
食べきれなくて少し残し、桟橋でパンを撒いて部屋に帰った。

_MG_6144.JPG

翌朝は5時から釣りの予定だったので、日が変わる前にはベッドに入った。

5日目
朝5時にホテルからのモーニングコールで目を覚ます。
フロントに5:30までに来てくれと言われた。
つたない僕の語学力に加え、寝起きだったことから、
会話がまるでちぐはぐだったように覚えている。

約束の時間にロッドを片手にフロントへと向かった。
既にボートの準備が終わっている。早速乗り込み、ポイントへ向かう。
モルジブといえども、早朝のボートは少し肌寒い。さらにこの日は少し
うねりが入っていたので水しぶきが体に降りかかり寒さが増す。
朝焼けはきれいなのだけど・・・・。

_MG_6171.JPG

15分ほど走ると目的地に着いた。
30cm程度のポッパーで少しGTを狙ったけど、状況がよろしくなさそうだった。
沖に鳥が見えたみたいでカジキ狙いのトローリングへと切り替えた。
30分程度走ると、鳥に近づきその姿がはっきり見えた。
低空飛行を続けて、ベイトを探している様は、何かしらのフィッシュイーターが
近くにいることを確信に変えてくれた。

しばらくルアーを垂れ流したボートが走っていると、沖を指さしガイドが叫ぶ!
「Sail fish!!」
指のさす方向を見ると、唖然とした。
TVでしか見たことのないような、カジキのボイルだった。
ボラのボイルの様に、何度か連続してジャンプしていたので、とても印象に残っている。
やっぱりこの海はスケールがでかい。

そんな光景とは裏腹に、2時間弱垂れ流したトローリングのロッドは曲がる事はなかった。
が、この間に40cm程度のマグロをガイドが2匹カブラの様なもので釣り上げた。

IMG_0172.JPG
(※帰港後バースで撮影)

3人は先日良い思いをしたなんちゃってジギングをすることにした。
ポイントへ着きガイドが言う。「very deep」
・・・それって60gのジグでどうにかなるものなのか!?
モルジブは所々で潮がわくほど潮流が速い。
案の定、ボトムが取りずらい。
というか、取れても1度しゃくるとその後当分ボトムにつかなくなる。
チャンスは1アクションのみだ。
当然のように釣れない時間が続いた。
僕らはここを諦め根が荒いポイントへと向かった。

ここでは、ついていきなりキジハタ系の魚がロッドを曲げて楽しませてくれた。

IMG_0167.JPG

小ぶりでもしっかりとロッドを曲げてくれるロックフィッシュはやはり楽しい!
僕は、根魚が大好きなのだと再認識した。
その後も1匹追加。

しぶちゃんは、根掛かりかと思うほどの魚を3度かけたが、
エギングロッドでは対応できなく、ラインブレイクが続いてしまった。
モンスター級がゴロゴロいるようだ・・・。

ここで、タイムアップ。
今日は振るった釣果もないまま、帰港することとなった。
と、同時に僕らのモルジブでの本格的な釣りが終わることを意味していた。

帰港して、スタッフへ今回もランチで魚を出してくれるそうなので、
刺身で食べたいと伝えその場を後にした。

モーニングを食べ、パンを握りしめ海へ浸かる。

P5210321.JPG

そしてランチへ。
席に着くと先ほどのマグロが約束通り刺身で出て来た。
久々に食べる刺身はおいしかったし、
生(冷凍ものではない)の新鮮なマグロなんて、そう滅多に食べれるもんじゃない。
小さくても、その味はすごくおいしかった。

IMG_5606.JPG

根魚は、アクアパッツア!?(後にしぶちゃんが教えてくれた)
となって、テーブルに出された。
こちらは山陰メバルの様な分厚い皮のおかげで、
味はイマイチだったけど、すべて完食できた。


IMG_5608.JPG

ランチの後は、また海へ浸かり遊ぶ。
何とも贅沢な時間が流れる。

17:00には部屋を出て、エイの餌付けへと向かった。
アカエイに触れながら、手に持ったイワシを与える。
尾にある毒針に気を付けながら。

IMG_5636.JPG

17:30には終了し、ホテル主催の初心者向け手釣りなるものに向かった。
乗客は白人カップルが3組と中国人カップル、そして僕らの計5組だった。

船で15分程度移動し、7号程度のナイロンラインを道糸に、
3号程度のハリスと10号くらいの重りが付いたシンプルな仕掛けを
海中へと投入した。
日が沈むと同時に乗客みんなに歓喜の声が上がり始める。

IMG_5560.JPG

魚が釣れ始めたのだった。
僕としぶちゃんにもバイトが出た。
しかし、普段ロッドでの合わせに慣れている僕たちは上手くフッキングできない。

何度か目のバイトで、ようやくしぶちゃんのHIT!
その重量感を楽しみながら道糸を巻きとっていると、
すかさずスタッフがやってきて、重いラインを客に手繰り寄せさせるわけには
いかないと、彼が魚を寄せて取り込むと言う余計なサービスをしてくれる(笑
もちろん僕らからはブーイングが飛び交うが、英語で伝えられないので、
指をくわえてみていた。

上がってきた魚を見ると、なんと、この船で今日一番の大物だった。

IMG_5648.JPG

続いて僕にもHITしたが、声を出さず、しれーっとラインを手繰り寄せたのは言うまでもない(笑
僕のは、小ぶりな真鯛に似た魚だった。
真鯛の様なあごの貝類を噛み砕く力も、
アコウや太刀魚の様な鋭い牙もなくバス持ちで持てたのがうれしかった。

IMG_5649.JPG

こうしてお互い2匹ずつ魚を手にし帰港した。
帰港してからはお約束のディナーギリギリ時間まで仮眠。
レストランではもちろん再三の様にルームナンバーで笑われ、席に着く。
そしてこれまたお約束のリゾットを食べ、桟橋に立ち寄り就寝した。


5日目(リゾート最終日)

今日でここも最後かと思うと切ない気分になる。
この日はモーニングを食べ、海に浸かる事もなく帰り支度をした。
チェックアウトを終え、ランチに昨夜の手釣り分の魚を食し、
首都マーレへスピードボートで向かった。

マーレは、イスラム教の信仰が強い地域。
寺院が多く、女性は頭まで「かぶり物」をしているので、
観光客と現地の人が見てわかる。
しぶちゃんもロングスカートにブラウスで肌をなるべく見せない様な
恰好をして現地への気遣いをした。

中にはおもいっきりリゾート気分で、露出全開の日本人もいたが、
同じ日本人として少々恥ずかしく思った。
郷に入れば郷に従えだ。

ここでは寺院などの観光とお土産を主とした買い物をメインに行った。

IMG_5668.JPG

途中、魚市場へ立ち寄りどんな魚が水揚げされているのかを見学。
カジキやマグロ、カツオ等の大きい魚がたくさん並んでいて、
びっくりしたが、隅の方へはちゃんとイワシやアジの様な小魚も売られていて、
少しほっとしたような気持だった。

IMG_5677.JPG

日没前、買い物も観光も終わり、飛行場へと向かった。
マーレのビル群を見ながら、またいつか来たいなと本気でそう思った。

7泊目は飛行機の中。
マーレ国際空港から、コロンボ国際空港で乗り継ぎ成田へ向かう。
エコノミーだったので、腰がやられたとしぶちゃん。
道中はまさに苦行のようだった。

翌日の13:00には成田から羽田へ移動し、
広島の地に足を着けたのは17:00前だった。

こうして僕らのモルジブ旅行は終わりを告げた。。。。。




************************************

いや〜長いこと書いてしまった(;・∀・)
最後まで読んで下さった方は、さぞお疲れのことと存じますww
ありがとうございました!!
なんだか、原稿を書き終えたときの様なやりきった感まで生まれてきましたが(爆

疲れた目に目薬を差してくださいね(爆

ではでは♪



posted by ちょび at 17:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。